大森誠

Oomori_makoto

略歴

2011年3月4日金曜日午後永眠されました。心からのご冥福をお祈りいたします。
武蔵野音楽大学大学院修了。イタリア国立ミラノ・ヴェルディ音楽院首席卒業。創作オペラ『俊寛』『修善寺物語』(いずれも主催:日本オペラ協会)等に主演活動の後、’79年イタリア・ミラノに留学。リア・グァリーニ女史、ピエール・ミランダ・フェッラーロ氏に師事し、研鑽を積む。イタリア各地に於いて多くのコンサートに出演。帰国後は創作オペラ『寝太』『袈裟と盛遠』、オペラ『カルメン』『カヴァレリア・ルスティカーナ』(世界的バリトン歌手、アルド・プロッティ氏と共演。)『ランメルモールのルチア』『道化師』、創作オペラ『黄金の国』等に出演。特に’89、’90、’92年のロッシーニ作曲『オテロ』公演(主催:東京オペラ・プロデュース)ヤーゴ役(1回)及びオテロ役(6回)を演じ好評を博した。又、’91、’93年と浦和市民オペラにおいて『カルメン』(ホセ役)、『こうもり』(アイゼンシュタイン役)、’97年7月『メリー・ウィドウ』(ダニロ役)を好演する。そして’97年3月ヴェルディ作曲『トロヴァトーレ』’98年3月ジョルダーノ作曲『アンドレア・シェニエ』(いずれも主催:リリカ・イタリアーナ)に於いては難役マンリーコ役・シェニエ役をそれぞれ好演。又、2000年7月ワーグナー作曲『さまよえるオランダ人』(主催:首都オペラ)にエリック役を演じ、11月にはLIP presents OPERAを設立し『カヴァレリア・ルスティカーナ』トゥリッドゥ役、『道化師』カニオ役を演じた。この2公演は音楽現代誌上にて多大な評価を得た。2001年9月に『ホフマン物語』(主催:首都オペラ)でホフマン役、12月に『カルメン』(主催:LIP presents OPERA)でホセ役を演じ、2002年8月には『マクベス』(首都オペラ)のマクダフ役を演じて、それぞれ好評を博している。2002年11月に『トスカ』(LIP)のカヴァラドッシ役、2003年9月には首都オペラ主催の『ジョコンダ』にエンツォ役で出演が決定している。 オペラ歌手として活躍する中、’88年には作曲家として才能を発揮し、オリジナル・ミュージカル『白雪姫』を作曲・公演し注目される。続いて’89年には『ピノッキオ』を作曲し、公演。『ピノッキオ』はその後も10回公演され、得に’90年12月『クリスターナ』(ピノッキオ伝説21)と改題し、浜松アリーナ開館記念として浜松市主催により公演、大反響を呼んだ。また、’91年11月、’92年10月、’93年10月と谷川俊太郎氏の詩による連作歌曲<みち>(全12曲)、<私が歌う理由>(全11曲)、<海の駅>(全10曲)をそれぞれ発表、そのいずれもが音楽之友社より楽譜出版されている。又、’94年11月には東京オペラ・プロデュース第48回定期公演(芸術文化振興会助成事業)として委嘱され、モノオペラ<海の駅>、<じゅうにつき>を脚本、作曲、谷川俊太郎の詩を幻想的なオペラの世界に創り上げた。’96年11月には<みち><私が歌う理由>を再演し、「音楽の友」誌上にて好評された。 ’97、’98、’99年と『大森誠・園子オペラの夕べ』・、・、・を開催。好評を博す。又98、99、2000年とイタリア・ボルツァーノ市においてフェッラーロ教授のオペラ・マスタークラスに参加し研鑽を積む。2001年7月P.M.フェッラーロ教授を招聘し、オペラ・マスタークラスを東京と高松とで開催した。 その他、北朝鮮(87、91年)、東南アジア5カ国(91年)へ文化使節日本代表団のメンバーとして文化交流の任を果 たした他、NHK・FM、『えんれん推薦コンサート』、ベートーベン第九テノール・ソロ、豪華客船ロイヤル・バイキング・スター号船上コンサート(87年)等、多くのコンサートでも活躍。二期会会員。リリカ企画(リリカ芸術学園)代取。LIP presents OPERA代表。

出演記録

2003/09/22 オペラブルカントジャパン第9回公演 オペラ「トスカ」
2000/11/18 LIP presents OPERA 公演 Vol.1 カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師
©2002-18 OPERA BULCANTO JAPAN
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